インコの種類一覧|インコの飼い方

現在地球上に現存する鳥類はおよそ1万種と言われており、四肢動物の中では最も豊富な種類の分類目を持っています。

そんな鳥類ですが、今までは食用もしくは卵を産ませて採るといった家畜として飼育されていたのですが、現在では美しい容姿と透き通るような囀りを持つものや猛々しさからスポーツや狩猟、権力の象徴とされるもの、人語や芸を覚えて人々を楽しませるものなど様々な種類の鳥たちが存在します。

特にインコは今ではたいへんメジャーな愛玩動物として人気を集めていますが、なんと今から数千万年前から存在すると言われており、主にアフリカ大陸やオーストラリア、アメリカなど比較的温暖な地域に生息しており、これらの国々では街中や住宅街など森に行かなくとも野生のインコたちが飛び回っていると言います。

今では日本国内でもインコは一般的に飼育されておりますが、日本に「背黄青鸚哥(セキセイインコ)」がやってきたのは明治時代の終わり頃と比較的新しく、当時は頭部が黄色で身体が緑色のノーマル・ライトグリーンという野生の品種だったそうです。現在ではノーマル・グリーンから黄色の色素が抜け落ちたノーマル・ブルーや黄色以外の色素が抜け落ちてしまったルチノーなど数多くの色変わりインコが誕生し、第二次世界大戦が終戦を迎えた以降、交配や品種改良が積極的に行われ、21世紀現在ではなんと5000種を超えるインコが存在します。

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インコの愛らしさが話題に

インコは近年、高齢化や少子化が進む日本国内で生活に潤いを与える愛玩動物として使用される方も増加しており、中でも特に人懐っこい個体をコンパニオンバードと呼び、鳥籠から取り出して肩や掌の上に乗せたり、話しかけたり、一緒にご飯を食べたりお散歩したり、テレビを見たり、なんと旅行先へ連れてゆくという方もいらっしゃいます。

しかし、どれだけ愛情を注ごうともヒトと動物の差は埋まらないため、旅行先の宿泊施設や公共施設などではトラブルを避けるために立ち入りを拒否される場合がございます。

また、ヒトと心を通わせることが出来るコンパニオンバードは種類によって10年未満しか生存出来ない品種もいれば40年以上生存できる品種もいます。
そのため、飼育者の年齢によっては飼育者よりも長生きしてしまったり、転居などによって飼育出来ない環境になってしまう場合がございます。また、深い絆で結ばれた分、コンパニオンバードが病や事故が原因で亡くなってしまった場合、ペットロス症候群を発症させ、深刻な精神疾患を患う可能性もあります。

これからの自分の人生と向き合い、本当に責任を持って最期まで飼育することができるのか今一度よく考えてからお迎えしてください。

コンパニオンバードの中でも比較的値段の安いセキセイインコは人気が高く、近年のインコブームの火付け役となっています。
では、下記にご自宅でインコを購入して飼養しようとお考えの方は、人気の高いインコを一覧で掲載しておきますので、ご参考になれば幸いです。

●インコ
セキセイインコ
ジャンボセキセイインコ
サザナミインコ
マメルリハインコ
サザナミインコ
アキクサインコ
・キキョウインコ
オキナインコ
アケボノインコ
・シロハラインコ
・ハネナガインコ
コンゴウインコ
ヨウム

●ラブバード
コザクラインコ
ボタンインコ
・キエリボタンインコ
ルリゴシボタンインコ
・クロボタンインコ
・カルカヤインコ
・ハツハナインコ
・コハナインコ
・ワカクサインコ

●フィンチ
・キンカチョウ
・ジュウシマツ
・コキンチョウ

●オウム
オカメインコ
・ソロモンオウム
モモイロインコ
・テンジクバタン
・コキサカオウム

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