オカメインコに合ったバードトイの選び方|オカメインコの飼い方

バードトイとは、飼鳥たちを退屈させないための「おもちゃ」です。
ヒトは生きている以上、勉強をしたり働いたりする必要があるため、ペットである飼鳥たちをお家にひとりぼっちにさせなければなりません。

その際、熱中できるおもちゃが1つでもあれば、がらんどうなケージの中でも楽しく過ごすことができます。

しかし、バードトイは飼鳥の種類によって好みが異なるため、オカメインコが好むおもちゃを購入する必要があります。

そこで、今回はオカメインコに合ったバードトイの選び方をご紹介します。

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オカメインコが好むバードトイの選び方とは?

オカメインコはとても好奇心が強く、知能の高い鳥類ですが、ときに問題行動をとる場合があります。ですので、彼らを飽きさせず、問題行動を予防するためにバードトイはとても重要になります。

しかし、初めてオカメインコをお迎えした飼い主さんは、いったいどのようなおもちゃを与えたら喜ぶのか分からず、彼らが寂しくないようにと、ケージ内にたくさんおもちゃを入れてしまう方もいらっしゃるかと思います。

ですが、これではオカメインコたちの居住スペースが狭くなってしまい、快適に過ごすことが出来ず、さらにパニックを起こしたときにぶつかって怪我をしてしまう可能性があります。

バードトイはたくさん入れれば良いというわけではなく、彼らが如何に楽しめるかを考えながら与えるのがポイントです。

では、オカメインコが喜ぶバードトイの選び方をご紹介します。

バードトイを選ぶ際のチェック項目

オカメインコへ与えるバードトイで最も重要なのが「安全性」です。

オカメインコはおもちゃをかじって遊ぶ習性があるため、おもちゃが割れて怪我をしたり、小さなパーツや破片を誤って飲み込んでしまうなどの危険性の無いものを選びましょう。

また、鎖や紐を使ったバードトイを購入する、もしくは手作りする場合は、輪っかがないものを選びましょう。彼らがおもちゃを使ってどのような遊び方をするのかはヒトには予測することができないため、誤って首や足を入れてしまうと大事故に繋がってしまいます。

オカメインコは中型の飼鳥ですので、ケージ内を飛び回る行為はあまりしません。ですので、はしごやブランコなどアクティブ系のおもちゃやチリンチリンと心地良い音色を奏でる鈴付きのおもちゃ、奇怪な動きで彼らの好奇心をくすぐる面白いおもちゃなどもオススメです。
なかでも、かじって壊せるおもちゃはオカメインコがとっても大好きなおもちゃの1つなので、これらのおもちゃと共に1つ用意しておくことをオススメします。

しかし、オカメインコはとっても臆病な一面もあるため、なかには新品のバードトイやカラフルなおもちゃを嫌う個体もいます。

そういった場合は、ケージから見える場所に新品のおもちゃやカラフルなおもちゃをしばらく置いておき、オカメインコが見慣れたらケージ内に入れてあげるようにしましょう。

オカメインコはおもちゃに見慣れると、放鳥した際に自ら近付いてきて勝手に遊んでいることがあります。もしも、遊んでいたらケージ内に入れてあげましょう。

オカメインコはとっても賢い飼鳥ですので、いつまでも同じバードトイを入れっぱなしにしてしまうと飽きてしまいます。
ですので、複数のおもちゃを用意しておき、ローテーションを組んで曜日毎に変更してあげましょう。もしも、バードトイが破損してしまい、次のおもちゃが用意できないなどアクシデントが発生した場合は、板切れ・厚紙・綿棒・ハンガーなど安全な日用雑貨をプレゼントしてあげましょう。

オカメインコが喜ぶおもちゃを下記にまとめておきますので、購入の際は参考にして頂けますと幸いです。

□はしご
□ブランコ
□木製または紐製のかじっても安全な壊せるもの
□壊れても小さなパーツや破片が出ないもの
□色落ちしないもの
□美しい音色を奏でるもの
□奇妙な動きをするもの

鳥の形をしているものや鏡を入れる方もいらっしゃいますが、発情させる可能性があるため、これらのおもちゃを用意する際は飼い主さんの判断で用意するようにしましょう。
また、オカメインコは好き嫌いがはっきりしているので、好みに合わないおもちゃには目もくれません。そういった場合は、1度ケージ内から取り出し、数週間後再度見せてあげると気が変わって、気に入る可能性がありますので、気に入らないからと捨ててしまわないように注意しましょう。
最後に鳥たちにもそれぞれ好みがありますので、彼らの性質や品種に合ったバードトイを選び、手作りしたり購入したりしましょう。

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