インコオウムをどこからお迎えするか|インコの飼い方

ケージや健康管理グッズ、適切な居住スペースを確保出来たら、いよいよインコやオウムをお迎えすることになります。

ですが、現代ではインターネットの普及などによって直接ペットショップやブリーダーのもとへ出向かなくても動物を購入出来る時代となり、飼鳥をどこからお迎えしたら良いか悩みますよね。

そこで、今回はペットショップ・ブリーダー・里親探しサイト・知人からインコやオウムをお迎えするメリット・デメリットをご紹介します。

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ペットショップ、ブリーダー、里親探しサイト、知人からの譲渡それぞれのメリットデメリット

ペットショップのメリット・デメリット

愛らしい犬や猫、優雅に泳ぐ魚に神秘的な爬虫類など様々な動物の生体販売を行っているペットショップは、これから動物を飼おうと思っている方々にとって、とても身近なお店です。では、そんなペットショップのメリット・デメリットをご紹介します。
●メリット
・日本各地に店舗があるため、いつでもどこでも訪れることが出来る。
・専門のスタッフに育て方の相談やどのような道具が必要なのかを相談することが出来る。
・比較的安価な値段でお迎えすることが出来る。
●デメリット
・良心的なお店と金儲け主義のお店の落差が激しい。

悪質なペットショップでは、定期的な健康診断や予防接種などを行っていなかったり、感染症にかかっているにも関わらず放置している場合があり、お迎え後トラブルになるといったこともしばしば聞かれます。

良いペットショップの見分け方

1.店舗内に登録業者を証明する標識が掲示されているかどうか。
2.スタッフの方々が動物に対する知識があるかどうか。
※生息地や性格、ルーツなどを応えられるお店は完璧です!
3.貴方の生活スタイルに合った動物を教えてくれる。
4.店内の衛生管理は行き届いているか。
5.注意事項の書面をくれるかどうか。
他にもチェック項目は幾つかございますが、最低でもこれらの項目を全てクリアしているペットショップでインコやオウムをお迎えするようにしましょう。

ブリーダーのメリット・デメリット

自宅で犬や猫、インコなどを繁殖させ、生まれた子どもたちを販売している方々をブリーダーと言います。ペットショップを経由せずお迎えるすことが出来るため、直接触れ合って気に入った子を迎えることが出来ます。
では、ブリーダーのメリット・デメリットをご紹介します。

●メリット
・ブリーダー自身で繁殖を行っている動物に関する知識が豊富にあり、飼育方法や病気のサインなどを事細かに教えてくれる。
●デメリット
・お迎えできるかどうかは動物たちの頑張り次第となるので、安定した供給が出来ない。
・ブリーダーの都合に合わせてお宅に伺う必要がある。
・良心的な方と悪質な方の見分けが付きにくい。

ペットショップ同様、ブリーダーの中にも残念ながら悪質な方はいらっしゃいます。
では、悪質なブリーダーがどうかを見分けるポイントをご紹介します。

良いブリーダーの見分け方

1.ブリーダー自身が飼養している動物の知識は豊富かどうか。
2.現在繁殖させている動物の繁殖期間は長いかどうか。
3.衛生環境の整った場所で繁殖させているかどうか。
4.繁殖を終えた動物たちの面倒をきちんと見ているかどうか。
5.遺伝病に関する知識があるかどうか。
6.販売しようとしている動物に関するメリット・デメリットを説明してくれるかどうか。
他にもチェック項目は幾つかございますが、最低でもこの6つのポイントを確認するようにしましょう。

里親探しサイトのメリット・デメリット

何かしらの理由から動物を手放さなくてはならなくなった方々が新聞や張り紙、譲渡会などに参加して、動物を飼いたいという方に譲るのが里親探しです。
インターネットの普及に伴い、現在は里親探しサイトもあり、直接会場に出向くことなく譲渡に関する話を進めてゆくことが出来ます。
さて、今回は里親探しサイトのメリット・デメリットをご紹介します。

●メリット
・日本全国の方々へ募集をかけることができる。
・不幸なペットを減らすことができる
●デメリット
・悪質な飼い主との取引になる可能性がある。
・里親探しサイトを語った詐欺被害に遭いやすい。
・譲り元との連絡が取れなくなる。

里親探しサイトを利用した方々の間で詐欺被害に遭われたというお話をよく耳にします。
インターネット上でのやり取りとなるため、相手の方のおっしゃることを全て信頼するしかありません。写真と異なる場合である可能性もあります。
もし、里親探しサイトを活用するならば、相手の連絡先や里親に出している動物の知識、遺伝情報などブリーダーのときと同様の方法で尋ねるようにしましょう。

知人から譲り受ける際のメリット・デメリット

友人や知人宅で飼養している動物が子どもを産み、新たな飼い主を探している場合、無料で譲り受けることが出来ることが出来るのがこの譲渡方法の魅力です。
では、知人から譲り受ける際のメリット・デメリットをご紹介します。

●メリット
・多くの場合無料で譲り受けることが出来る。
・知り合いからの譲り受けなので、信頼できる。
●デメリット
・繁殖に関する知識は乏しいので、遺伝病を持つ個体を譲り渡してしまう可能性がある。

ブリーダーとは違い、無料で譲り受けることが出来るため、お得感はありますが、譲り受けた後に何か問題が発生しても責任を一切取れないのが問題となっています。
飼養している動物の知識も乏しいので、どのような環境で飼育したら良いかなどを尋ねても得られる答えはありません。タダより怖いものはないということかもしれませんね。

今回はインコやオウムを4つの方法で迎える方法のメリット・デメリットをご紹介しました。これからインコやオウムを飼養したいとお考えの方は、是非参考にして頂ければと思います。

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