インコのお迎え準備鳥籠ケージについて|インコの飼い方

インコやオウムを飼養する覚悟が出来た方は、飼鳥たちが快く過ごせる快適な生活空間を提供するための準備に取り掛かりましょう。

インコやオウムをお迎えするにあたり、まず始めに購入しなくてはならないものは「鳥カゴ・エサ入れ・止まり木」の3つです。

しかし、皆さんもご存知の通りインコやオウムには体長20cm以下の小型種・体長30cm以下の中型種・体長31cm以上の大型種の3つに分けられており、それぞれの身体のサイズに合わせて適切な物品を購入する必要があります。

そこで、今回はお迎えする準備の1つ「鳥カゴの正しい選び方」をご紹介します。

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インコやオウムをお迎えする準備「鳥カゴ・ケージの選び方」

インコやオウムなどの飼鳥たちの住まいとなる「ケージ(鳥カゴ)」は、飼鳥たちの生活拠点となるため、生涯快適に過ごせるものを購入する必要があります。
では、どのようなケージを購入したらインコやオウムたちは喜んでくれるのでしょうか。

【セキセイインコ・小型種の場合】
飼鳥のケージを購入する際のポイントは、最低でもインコの体長よりも1.5倍以上ある大きな鳥カゴを購入することです。
セキセイインコを例に挙げてご説明しますと、セキセイインコの体長は約18cmから20cmなので小型種に属します。なので、セキセイインコを飼養する際のケージサイズ目安は「底の面積35cm四方以上・高さ40cm以上」のものを選択する必要があります。また、セキセイインコは前面が大きく開くタイプのケージを選択するようにすると飼養しやすくなります。

【中型種の場合】
では、中型インコの場合どのような鳥カゴを購入したら良いのでしょうか。
オカメインコを例にご説明しますと、体長20cm以上30cm以下の中型種の場合「底の面積45cm四方以上・高さ50cm以上」が好ましいと言われています。また、前面が大きく開く扉もしくは天井が開閉するタイプの鳥カゴがオススメです。

【大型種の場合】
大型種を購入するご予定の方は「底の面積が45cm四方以上・高さ60cm以上」の鳥カゴを選択するようにしましょう。

ただし、今回ご紹介したケージのサイズは、あくまで目安です。中には尾羽の長さが1m以上のインコやオウムも存在しますので、尾羽が底に付かないよう配慮したり、天井が開閉するタイプを選択するなどインコやオウムの種類によって購入するようにしましょう。

素材について
鳥カゴのサイズが決まったら、次はケージに使用されている素材や形状についてご説明します。

インコやオウムを飼養する際は、必ず金属製のものを購入しましょう。特にステンレス製やアルミ素材で作られた塗装されていないナチュラルなものがオススメです。なぜ、塗装されているケージは選んではいけないかと言いますと、インコやオウムがケージをかじり、ケージの塗装が剥がれて飼鳥たちの体内に摂り込まれてしまうと危険だからです。
また、ケージの形状ですが、出来るだけシンプルな四角い箱型もしくはアーチ状のものを選択しましょう。複雑なケージを購入してしまうと、お手入れも大変ですし、インコやオウムたちも悠々と暮らすことが出来ず、ぶつかったりして怪我をしてしまったり、狭すぎてストレスを感じてしまう可能性があるからです。
しかし、飼鳥たちの中にはそれぞれ専用のケージというのがあります。
例えば、九官鳥は木製ケージで飼養するのが基本となっており、金属製のケージでの飼養は原則禁止とされていますし、手乗りインコなどは前面が開閉するタイプのケージが良いと言われています。
これからインコやオウムを飼う方は、飼鳥のサイズや特徴をしっかり把握し、適切なものを購入するようにしましょう。

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