インコオウム日光浴の必要性について|インコオウムの飼い方

インコやオウムにとって、燦々と照る日差しの下で行う日光浴は、彼らが健やかな生活を送るうえで欠かせないもののひとつです。

インコやオウムに日光浴が必要な理由、それは日光に含まれるUVBによって体内でコレステロールからプロビタミンD3が生成され、カルシウムの吸収率を高めることができるからです。

また、日光浴を行うことでストレス解消や内分泌機能の正常化、成長生殖器官の周期的な恒常性の維持など様々な恩恵を受けることができます。
ですが、初めてインコやオウムをお迎えする新米飼い主さんの場合、季節ごとに日光浴を行う方法や時間が微妙に異なることをご存知無い方も大勢おられます。

なかには日光浴を嫌がる子もおりますので、もしそういった子をお迎えしてしまったときの対処法についての知識も身に付けておくと良いでしょう。

では、さっそくインコやオウムの日光浴に関する方法や時間などについてご説明します。

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日光浴の方法と時間

インコやオウムの日光浴を安全に行う場合、いくつか注意点があります。

    • インコやオウムが脱走できないよう、ケージの扉に南京錠などを必ず付けること。
    • 彼らの天敵である猫や蛇、カラスなどが近寄ってこないように飼い主さんが傍に居てあげること。
    • ケージの一部分にタオルやダンボールなどで日陰を作り、温度調節ができるように対策を取ること。
    • ビタミンD3の生成に必要なUVはB窓ガラスで遮断されてしまうため、窓越しに日光浴をさせないこと。
    • 毎日15分以上は日光浴をさせること。

※時間に余裕のない飼い主さんは、最低でも1週間に2回、1時間の日光浴をさせること。

以上、5つの注意点を守って日光浴を行うようにしましょう。

ただし、体調の悪い子や日光浴を嫌がる子の場合、無理やり日光浴をさせてしまうと健康を害する恐れがありますので、少しでも様子がおかしいと感じたら、速やかに日光浴を中止しましょう。

日光浴を嫌がる子への対処法

一般的なインコやオウムは日光浴が大好きなのですが、なかには日光浴を嫌がる子も少なからずいます。

もし、日光浴を嫌がる子をお迎えしてしまった場合、健康のためには仕方がないと心を鬼にして日光浴をさせる飼い主さんもいらっしゃいますが、嫌がっていることを無理やりさせるのは、かえって逆効果となりますので、ここは徐々に慣らしてゆくようにしましょう。

日光浴を嫌がるインコやオウムの心理は、彼らにしか分からないため、理解することが出来ませんが、もしかしたら屋外に天敵となる動物がいることを本能で察知している可能性があります。

日光浴を嫌がる子に日光浴の楽しさを伝えるためには、日の当たる場所にケージを置き、ガラス窓を開けて網戸にします。
そして、ケージには紫外線を通すタイプの農業用の透明な塩化ビニールもしくはテーブルクロス用のビニールを被せ、さらにお休み用のカバーを被せて日光浴させましょう。

ただし、インコが酸欠にならないよう、ケージの上部分に来たビニールに大きな穴を開けておき、オヤスミカバーはケージの前面部分が被らないように開けておくのがポイントです。

もし、このような対策が難しいのであれば、太陽光と同じスペクトルを持つフルスペクトラルライト (トゥルーライト)などの導入をご検討されてみてはいかがでしょうか。

ただ、太陽が沈んでいるにも関わらず、ライトを点灯したままにしてしまうと発情の誘発や卵詰まりの原因となりますので、太陽が出ている時間帯だけ使用するようにしましょう。

季節ごとの日光浴について

日本は海外とは異なり四季の変化がはっきりしており、季節の変わり目には梅雨があります。

現在、日本国内で飼養されているインコやオウムのほとんどが、オーストラリアやアフリカ大陸などに生息する海外出身の鳥類なので、日本の季節に付いていくことが出来ない子もたくさんいます。

特に季節の変わり目になると降り続く長雨は、日光浴が必要なインコやオウムたちにとっては体調を崩しやすい季節となりますので、晴れた日は日光浴をさせ、雨が連日続くようならば、トゥルーライトなどを活用するようにしましょう。

日照時間の長くなる夏は、日差しが強くなりますので、炎天下での日光浴はインコやオウムの体調を害する恐れがありますので、必ず日陰を作り、様子を見ながら日光浴を行いましょう。

日照時間の短くなる冬は、日光浴を行う際、温度管理にも配慮する必要があります。

日本で飼養されているインコやオウムの多くが温かい地域原産の子たちですので、夏の暑さには強いのですが、冬の寒さにはとっても弱いのです。彼らの体調を考え、冬場の日光浴は太陽光と同じスペクトルを持つトゥルーライトを用いて日光浴させるのがオススメです。

今回はインコ・オウムの日光浴の必要性、また日光浴の方法と時間、嫌がる場合の対処や慣らし方、夏や冬など四季別の注意についてご説明させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。

インコやオウムをはじめ、全ての鳥類は日光に含まれる紫外線のうち、285mmから315mmの光を脚部の日か毛細血管で受け、7‐デヒドロコレステロールが変化してプロビタミンD3となります。

人間を含む哺乳類の場合、ビタミンD2もビタミンD3も同じ効果が得られるのですが、鳥類の場合、ビタミンD2の吸収効力がビタミンD3の3%ほどしかありませんので、いかに日光浴が重要なのかが分かります。

彼らの健康維持には日光浴が欠かせませんので、飼い主さんはどんなに忙しくても毎日欠かさず日光浴させてあげましょう。

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