セキセイインコの性格や寿命と価格|インコの飼い方

もっとも有名なコンパニオンバード、セキセイインコの詳細についてご紹介します。

分類:インコ科、セキセイインコ属
原産:オーストラリア内陸部
体長:18cmから20cmほど
体長:30~40g(体格により適正体重は増減します)
価格:平均2,500円前後、ヒナの場合2,000円前後、梵天羽衣の場合平均12,000円
寿命:平均7年 ※最長で13年生存した種も存在します。

野生での生活

セキセイインコはオーストラリアの乾燥した地域に生息しているため、太陽の日差しが照りつけ、気温が上昇する日中は、あまり活動せずにまばらに生えている樹木の影で休息を取り、朝夕の涼しい時間帯に餌を探したり水を飲んだりして過ごしています。野性での食事は主に地表に落ちている植物の種子であり、繁殖期など著しくエネルギーを使用する際は小型の昆虫を摂取する場合があります。

スポンサーリンク

セキセイインコの性格と特徴

セキセイインコがヒトに飼われるようになってから、まだ200年ほどしか経過しておりませんが、愛らしい容姿と賢い頭脳、そして愛情深い性格からコンパニオンバードとして絶大な人気を誇ります。

セキセイインコは元々頭部が黄色で身体が緑色、尾羽が青いノーマル・ライトグリーンと呼ばれる品種のみだったのですが、現在では黄色一色のルチノーや青と緑が混ざり合ったレインボー、青または緑を基調とした背中にV字型の斑点模様が描かれたオパーリンなど様々な品種が存在します。
梵天羽衣とは、日本で誕生した品種であり、頭部の羽毛がおかっぱのように長いため梵天という名が付けられました。ちょっぴり人相が悪く見えますが、独特の羽毛を有しているため通常のセキセイインコよりもやや高めの価格設定となっています。

セキセイインコは、性成熟を果たすとオスは品種によって異なりますが、ロウ膜がブルーもしくはピンクに変わり、メスはブラウンになります。幼いときは羽の色彩が鮮明に現れません。

セキセイインコはコンパニオンバードに必要な社交性や知能を有しており、特にオスはメスに比べ言葉や芸を覚える速度が速いと言われています。そのため、老夫婦や高齢者の方の独り暮らし、小さなお子様がいらっしゃるご家庭に向いているのではないかと考えられています。
さらに番で飼養していれば、室内の鳥籠でもたやすく巣引きを行うことが可能ですので、インコ好きには堪らない品種ではないでしょうか。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする