九官鳥の性格や寿命と価格|九官鳥の飼い方

分類:スズメ目ムクドリ科
体長:30cmから40cmほど
体重:160~180g前後(体格により適正体重は増減します)
価格:40万円前後
寿命:10年前後。最大で30年以上。

野生での生活

九官鳥はタイやベトナム、カンボジアなど東南アジアを中心に分布しています。
とてもワイルドな鳥ですが、その生態はあまり詳しく解明されておりません。現在判明していることは、九官鳥は樹木が密生している森林を好み、小さな群れを成して生活していることです。
九官鳥は雑食なので、フルーツや昆虫などを食べて生活していますが、繁殖期になると動物を摂取するようになります。

九官鳥は現在乱獲や生息地域の破壊によって個体数が激減しており、絶滅の危機に瀕しています。さらに飼養下での繁殖が難航しており、個体数を増やすことが出来ない状態となっています。そのため、ワシントン条約(CITES)附属書Ⅱ類にその名が記されています。

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九官鳥の性格と特徴

九官鳥は、全身が漆黒の光沢のある羽毛で覆われており、嘴はライトオレンジをしています。眼下部から後頭部にかけて黄色の肉垂れがあるのが特徴です。

九官鳥の魅力は、なんといってもヒトの言葉を発することが出来る点です。
九官鳥は鳥類の中で最も聴覚が発達した鳥です。そのため、多種多様な鳴き声を聞き分けることができ、さらに使いこなすことも出来ます。

鳥類は、ヒトに近いと言われる猿に比べ、声帯がヒトに近いため、鳥類ヒトの言葉を発することに適した動物だということが近年明らかとなりました。
特にオウムや九官鳥はヒトの言葉を発する能力に長けており、ニュースや動画共有サイトなどでもその姿を確認することが出来ます。

では、九官鳥とオウムでは、どちらが会話力に優れているのでしょうか。
九官鳥はヒトの声色に近い会話をすることができ、さらに携帯電話の電子音などもリアルに再現することが出来ます。一方、オウムは言葉の多彩性や熟語の長さが九官鳥より勝っており、会話力で言えばオウム、様々な物真似で場を和ませてくれる九官鳥はどちらも優秀なコンパニオンバードと言えるのではないでしょうか。

九官鳥は比較的飼養が安易な鳥類だと言われていますが、飼養下では栄養不足になりやすいためヘモクロマトーシスという病にかかりやすいと言われています。
また、光るモノが大好きな個体も多く、光るおもちゃを与えるとたいへん喜びます。

九官鳥は、どっしりとした力強い脚をしているので、手乗りには不向きだと言われています。また、九官鳥の便は水分が多く含まれているので、放鳥して遊ばせている途中に排便されてしまうと掃除がとても大変なので、基本的には放鳥せずに鳥籠で飼養するのが一般的となっています。

水遊びが大好きなのですが、体長が25cm以上あるため、水容器を鳥籠に入れることが出来ません。ですので、鳥籠ごとお風呂場へ持って行き、上から弱めのシャワーで水浴びさせてあげましょう。稀に水を嫌がる個体もいるので、そういった場合は湯船に浅く水を張り、鳥籠ごと漬けてあげると良いでしょう。

九官鳥は金属製の鳥籠に向かって突っつきますので、すぐに嘴が傷付いてしまいます。ですので、必ず九官鳥専用の鳥籠を用意する必要があります。

九官鳥は比較的安易に飼える鳥類ですが、潔癖症でデリケートな性格ですので、常に鳥籠を清潔に保ち、水浴びや日光浴をさせ、ヒトの姿が確認できる場所に鳥籠を配置することが大切です。他にも様々なルールがありますので、これから九官鳥を購入したいという方は、十分な知識を付け、最期まで愛情を持って飼養することが誓える方のみ購入するようにしましょう。

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