ボウシインコの性格や寿命と価格|ボウシインコの飼い方

陽気で楽しいおしゃべり上手、ボウシインコについてご紹介します。

分類:オウム目インコ科ボウシインコ属
体長:35cmから43cm
体重:種類により異なる
価格:個体によって異なるが、最低10万前後、最高で50万前後します。※ 年齢や販売店よって価格が異なるため、購入希望の販売店にてご確認ください。
寿命:20年から40年

野生での生活

ボウシインコ属に属する鳥類は、アンデス山脈中の源流からブラジル北部アマゾン盆地を東に貫流し、大西洋へと注ぐ南アメリカの大河として有名なアマゾン川流域を中心に中南米の各地に分布しています。低地に生えているサボテンなどの有刺植物が密生している土地や森林が点々と存在する環境を好みます。
また、オランダのボネール島やベネズエラのマルガリータ島など島嶼(とうしょ)と呼ばれる島々に生息する個体郡は餌や水を求めて放浪することが明らかにされています。昼行性のため、夜間は高い樹木の上や岩石の割れ目に集まって休息を取ります。番または10羽以下の小規模な群れを成して生活しており、餌や水が豊富に存在する地域では最大で100羽を超える大規模な群れを成す場合があります。

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ボウシインコの性格と特徴

野生のボウシインコ属はアボガドやトウモロコシなど農作物を荒らす害鳥として農家の方々から嫌われていますが、土地開発や採鉱によって生息地を奪われたり、害鳥として駆除されたり、愛玩鳥として乱獲されたことによってボウシインコ属の羽数が激減しています。

ボウシインコ属は、緑を基調とした体色で、目の縁は白色をしています。
ここでボウシインコ属に属している個体をご紹介します。

・アオボウシインコ
・キソデアオボウシインコ(亜種)
・キビタイボウシインコ
・パナマボウシインコ(亜種)
・キエリボウシインコ‐ワシントン条約Ⅰ種類
・アシボソキエリボウシインコ(亜種)‐ワシントン条約Ⅰ種類
・オオキボウシインコ‐ワシントン条約Ⅰ種類
・オオキボウシモドキインコ(亜種)
・ニセオオキボウシインコ(亜種)
・メキシコアカボウシインコ‐ワシントン条約Ⅰ種類
・フジイロボウシインコ‐ワシントン条約Ⅰ種類
・キソデボウシインコ
・キホオボウシインコ
・ウロコボウシインコ(亜種)
・コウロコボウシインコ(亜種)
・キガシラムジボウシインコ

・メジロムジボウシインコ(亜種)
・コフキメジロムジボウシ(亜種)
・オオコフキメジロムジボウシ(亜種)
・コボウシインコ
・キボウシインコ‐ワシントン条約Ⅰ種類

これらのボウシインコ属はそれぞれの身体の特徴を表した名前が付けられており、判別しやすくなっています。
ボウシインコ属は、会話や芸を覚えてヒトを楽しませるラテン気質の鳥類として有名で、明るくて人懐っこいためコンパニオンバードに向いています。しかし、少々厄介な噛み癖を持っており、個体によっては会話が苦手で、おっとりしたマイペースな個体もおりますので、購入の際は販売店の方や専門知識をお持ちの方に相談すると良いでしょう。

ボウシインコは興奮すると非常に大きな声を発します。そのため、マンションやアパートにお住いの方はボウシインコの飼養を避けましょう。また、巨大な嘴と後肢を持つため、力が強くて破壊力も抜群です。ですので、小さなお子様がいらっしゃるご家庭やご高齢の方が飼養するのは難しいでしょう。

特にオスは突然気性が荒くなる場合があるので、注意が必要です。
ボウシインコを飼養したいという方は、鳥類に関する知識をしっかり身に着けておき、最期までしっかりと面倒が見れる責任感の強い愛鳥家の方以外は購入を避けましょう。

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